現在はカオス?
カオスという言葉をよく耳にします。
世界が、混沌とした状況を表す言葉です。
旧約聖書の創世記第1章1節に出てくる言葉でもあります。
新型コロナ、大雨による災害、世界各地で起こっている戦争やタリバンによるアフガンの制圧など、世界がどこに向かっているのか。人類はこの先どうなるのか。その答えは誰にもわかりません。まさしく混沌とした状況です。
でも、私は聖書のカオス(混沌)と重ね合わせて考えてみました。
聖書によると神は、7日間を経て混沌から秩序ある世界を創造されたからです。
それ故、混沌には未来があるのです。それも、カオス(混沌)という一見ネガティブな状況から、素晴らしい世界へと変わっていくのです。
でもそれは誰が変えてくれるのでしょうか。神様でしょうか。キリストが再臨されるのでしょうか。それとも私たち一人一人が?
この世は、陰と陽の世界です。光があれば、闇もあります。真実があれば、嘘もあります。その見極めは、誰がするのでしょう。言うまでもなく私たち一人ひとりでしょう。
私が言うこの見極めは、誰が悪い、誰が良いという見極めではありません。神様に良い、悪いは存在しません。あるのは愛だけです。全ての出来事は、悪でも善でもありません。ただ、起きているのです。では、何を見極めるのでしょうか。私たちは何をすれば良いのでしょうか。
全ての出来事に意味を持たせてみてください。何のために起きているのか。新型コロナは、何のために起きたのか。災害はなぜ起きたのか。戦争は。テロは。
ここから見えてくるものは。この出来事は、私たちに何を求めているのでしょうか。
これらを乗り越えられるもの。それは、「愛」だけではないのでしょうか。
聖人君子のようなことを言いましたが、歴史を見ると、同じようなことが繰りかえされてきました。でも、ただ何かの力によって、ある目的のために引き起こされ、そこから人類が目覚めてきたわけではありません。
しかし、もう目覚めようではありませんか。新型コロナを克服するのは、ワクチンではありません。災害を乗り越えるのは、ただその対策をすることだけではありません。戦争、テロも同じように、目には目をではありません。。そこには、憎しみと苦しみしかありません。
一人一人の「愛」だけが、全てを乗り越えられるのだと思います。
人類が、愛に目覚めたなら、私のようなヒプノセラピストはいらなくなるでしょうね。

