ヒプノセラピーの誤解を解く

ヒプノセラピーについて、最近では様々な情報がネット上でささやかれています。

私が見た中でも、「ヒプノセラピーは危ない」とか、「ヒプノセラピーは心理学を学んだ人から受けることが望ましい」とか、「前世療法は医師から受けるべき」といったことが書かれていした。

ヒプセラピーが危ないというのは、ヒプノセラピー自体が危ないのではなく、それを行っている人がどんなやり方をしているかによります。よく言われるのが、セラピーを受けることにより、ネガティブな感情が受うことにより、大きくなりもっと悪化してしまうということです。それは、おそらくどんな人から学んだのか、あるいは独自で勉強をした方も中にはおられます。本来のヒプノセラピーは、ただネガティブな感情を引き出すだけではなく、ネガティブな感情を解放し、分析によりそこから学びを得、ポジティブなとらえ方へと変えていくやり方です。問題の多くは、そこまでできていないということです。ですから、セラピーを受ける際には、どんな資格を持ち、その資格はどのような団体から受けたのかをよく見る必要があります。独自で学んだ方は、決してお勧めできません。

次に「心理学を学んだ人から受けるべき」であるということに関しては、もちろん、心理学的な面を勉強することにより、カウンセリングスキルは高いかもしれません。しかし、ヒプノセラピーは、心理学的なものから成り立っているのではありません。

ヒプノセラピーの先進国であるアメリカでは、以前心理学とヒプノセラピーとの間で対立がありましたが、互いにそれぞれの分野に立ち入らないように話し合いがなされ、現在では、それぞれの分野間で争いを起こすようなことはありません。むしろ、アメリカの精神科医ブライアン・ワイス博士の著書「前世療法”Maniy Lives,Many Masters”」により、精神科医の間でも多く行われるようになりました。

心理学の大家と言われるフロイトは、19世紀後半、ナンシー派と言われる、催眠療法を学ぶ学校で催眠療法を学びましたが、それが苦手であることから催眠療法をやめ、心理学を発展させたと言われています。

歴史的にみても、催眠療法といわれるやり方は、6000年前のシュメール文明、その後の古代エジプト、インドなどに存在した「眠りの寺院」で行われていた催眠の方法から現代に至るまで、いろんな歴史を経て発展を遂げてきたものであることが言えるのではないでしょうか。それは、人間にもともと備わっている能力の一つであると言えます。

「前世療法は医師から受けるべき」ということがネットに書かれていますが、これについては、大きいな誤解があります。

それは、前述したブライアン・ワイス博士の「前世療法」の中に書かれている内容です。そこには、確かに「医師の資格のない方から受けるのをあまりお勧めしません。」と書かれています。しかし、それは誤訳だと分かりました。

原文の英語版には次のように書かれています。

「I do not recommend past life therapy done by a therapist who is not certified or accredited by a traditional accrediting body,who does not have a degree such as M.D,PHD.MSW or other traditional degree」

「しかるべき機関から認定されていないセラピスト、医師や博士やソーシャルワーカーなど、または、他の伝統的な学位を有していなセラピストから前世療法を受けることはお勧めしません。」という意味なのです。

日本では、誤訳が良くありますが、私も初めて読んだとき不思議に思いました。

でも、現在ブラアイン・ワイス博士は、年に2回の「前世療法」のコースを開き、広く教えられています。

しかるべき機関とは、もちろんブライアン・ワイス博士のコース(日本にもあります)や有名な組織としては、​NGH 米国催眠士協会(National Guild of Hypnosis)、ABH 米国催眠療法協会があります。

日本には、これらの協会から認定されたマスタートレイナーが4人ほどおられ、彼らが運営する学校で学ぶことができます。

もちろん、そこで学んだ門下生もたくさんおられ、日本各地でヒプノセラピストとして、あるいは学校をを開いています。

私もその中の一人で、長崎には私を含め二人のセラピスト兼トレーナーがいます。




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