ネガティブな記憶からくる精神障害(疾患)について その1

最終更新: 7月14日

このテーマは、非常に難しいものだと誰しも考えることでしょう。

精神障害(疾患)には、次に挙げるようなものがよく知られています。

鬱病、パニック障害、統合失調症、摂食障害、PTSD、適応障害等々、全てがそうではないにしても、ネガティブな経験によって引き起こされる場合が多くあります。

今回から、数回にわたり精神障害の治療や心理療法、あるいは、緩和を目的とした方法について書いてみたいと思います。

精神障害(疾患)については、精神医学や心理学といった学問で学ぶのが普通ですね。

どう違うのでしょうか。精神医学と言えば、やはり精神科医となって、カウンセリングや投薬による治療を目的としています。しかし、心理学は治療ではなく、臨床心理士などのような資格を持った人による、心理療法や心理アセスメントなどによる課題解決などを行います。臨床心理士によるカウンセリングは、比較的軽い症状が多いと言われます。

ところで、精神分析学の大家と言えば、フロイトとユングが挙げられます。精神分析学の創始者フロイトは、人間の心を、意識、前意識、無意識の3構造としてとらえました。また、フロイトは、意識と無意識は互いに対立するものだと考えていました。そして、無意識の中に、抑圧された「リビドー」性的欲望、愛情を求める本能的な欲求によって神経症が発症すると考えていました。

フロイトは19世紀後半、当時催眠学校を創設したナンシー派にて催眠を学んでいましたが、不得意であったため、催眠療法をあきらめ、精神分析を発展させていきました。

それでは、ユングの考えはどうでしょう。ユングは、意識、無意識の2構造でとらえ、さらに無意識には、個人的無意識、集合的無意識(家族的、文化的無意識)があるととらえていました。彼の考えは、意識と無意識は、互いに補い合うものだと考え、その二つが対をなすことにより心のバランスを保っていると考えました。

フロイトとユングは、この無意識の考え方の相違によって離れていきました。

心理学の3大巨匠と言うと、フロイト、ユング、そしてアドラーですが、アドラーの考えはどうだったのでしょうか。

フロイトは、「人間は、過去の経験が原因となって今の行動が規定される」という「原因論」に対して、アドラーは、「人間行動にはすべて目的があり、現在の自分の状況は、自分の目的達成のために自らが選択した道である」という「目的論」です。また、その他に「横の関係」「課題の分離」「勇気づけ」といった考え方があり、現代人の多くにもこの考えは支持されています。

さて、あなたはどの考えを支持しますか。

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   フロイト         ユング       アドラー      




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